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G1で22勝を挙げたアンカツが引退を表明!

前回の記事でも最近、競走馬の引退のニュースが多いと嘆いていたが、今日は競走馬ではなく、騎手の引退が発表された。既にご存知の方が多いと思うが、引退するのは「アンカツ」こと安藤勝己騎手だ。

アンカツが現役ジョッキーの中で最年長だとは知っていたが、52歳だったとは驚いた。孫がいても全然おかしくない年齢じゃないか。

近年は年のせいかあまり目立ってはいなかったが、この人物が競馬界に及ぼした影響は大きいだろう
今回はせっかくなので、アンカツについて詳しく書いて行きたいと思う。

引退の理由


アンカツは去年の11月の京阪杯を最後に騎乗がなくなり、特に理由は公表せずに長期の休養に入っていた。そろそろ引退か?と思っていた方も少なくはなかったかも知れない。

引退の理由は下記のように話している。

安藤騎手は引退理由について、年齢とともに減量がきつくなり「思うように馬が動かなくなった。納得いく騎乗ができなくなった。これ以上関係者に迷惑を掛けるわけにはいかない」と話した。
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130130/rac13013013050000-n1.htm


やはり大きな原因は年齢にあるようだ。52歳で引退というのは他のスポーツではありえない話だ。
しかし、この年齢まで大きな事故もなく活躍出来たことは本当に凄いと思う。

アンカツの引退に関して武豊もコメントしていた。

「本人からは何も聞いてないけど…。僕自身も安藤勝さんのファンでしたし、一緒に乗れなくなるのは寂しいですね。最近は体重のこととか厳しそうでしたから…。物事に動じない人で存在、生き方がすごい。安藤勝さんを見たら自分がいかに小さい人間かと思うくらいです。プライベートでは一緒によく飲みますし、お酒の席では楽しい人です」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130130-00000308-tospoweb-horse


アンカツは騎手としても凄い人物だったが、人間としても存在感のある人物だったようだ。武豊だけではなく、多くのジョッキーから尊敬されていただろう。

アンカツルール


冒頭でも書いたが、アンカツが日本競馬界に及ぼした影響は大きい。
次はアンカツ伝説について書いて行きたいと思う。

皆さんご存知のようにアンカツは元々、岐阜県にある地方競馬場である笠松競馬場のジョッキーだった。デビュー後は中央競馬へも参戦し、地方競馬騎手として中央競馬でも重賞を8勝し、通算でも100勝を達成した。

そして、2001年に満を持してJRA騎手免許取得のため試験を受けるが、学科試験でまさかの不合格。上記のように中央競馬でこれだけの実績を残している騎手を不合格にしたとして、JRAは大きな批判を受けた。

JRAはこの事態を重く見て、ある一定以上の実績のある騎手は1次試験を免除するという特別ルールを作った。これが「アンカツルール」と呼ばれるものだ。このため、アンカツは翌年の2002年に無事、JRA騎手試験に合格したのだ。

JRAの試験要項まで変えてしまうのだから、アンカツの影響力というものを象徴した出来事だろう。

ここまで書いておいてなんだが、私はアンカツよりも武豊派だったのでアンカツが活躍するたびに恨んでいたような気がする・・・。
しかし、ライバルが急にいなくなると寂しくなるな。武豊もアンカツがいたから負けずと活躍出来たところもあるだろうし。

騎手免許が切れるのが2月末で、もう少し時間はあるがそれまでに騎乗する可能性は低いだろう。もし、騎乗することがあれば、最初で最後になるが応援してみよう。

安藤勝己騎手、お疲れ様でした。
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