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歩き方から馬の調子を見極める

馬の歩き方のことを歩様というが、これは好不調を見極める判断材料の一つとなる。馬の歩き方にはそれぞれクセがあるので、酷く乱れていない限り好不調を判断するのはなかなか難しいが、パドックでは注意深く観察してみよう。

踏み込みが深い


踏み込みが深いとは後ろ脚を踏み出す動作が力強い状態。前脚の踏ん張りが効いており、肩や首の動きもしなややかで目も輝いていることが多く、全身に活気がみなぎっていて好調と言えるだろう。

トモの返しがいい


トモとは後ろ脚のことで、これが体重が前方に移動し地面から離れるときに蹄がくるっと後ろを向く状態をトモの返しが良い状態という。この状態は歩く動作が力強くリズミカルで関節の柔らかさも備えているときに見られるので、好調な馬だと言えるだろう。

前脚が地面を離れるのが遅い


これは前脚が地面を離れるタイミングにゆとりがある歩き方で、前脚が長く地面と接しているので後ろ脚は前脚の前方に踏み出されて、前脚と後ろ脚が交差して見える。これは身体の柔軟性が高く調子のいい証拠だろう。

前の馬に追いついてしまう


調子が良い時の馬は、歩くスピードが速く、前の馬を追い越しそうになることがある。しかし、ただ前の馬が遅いだけだったり、小走りで追いついたのでは意味が無いので、このような場合には前を歩く馬の歩調にも注意を払わなければならない。

コズんでいる


コズミとは筋肉痛のことで、調教などの影響でコズミを起こし、歩くと痛いので歩様がギクシャクに見える状態でコズんでいると言う。見分けるときは肩と前脚の動きをよく見ると分かりやすいだろう。慢性的にコズんでいる馬は、コズミが残っていてもそれが軽ければ、割りと好調だと言える。

前脚の踏み出しが悪い


これは肩からつながる前脚の踏み出しが悪いため、肩の出が悪いという。原因は肩がコズんでいるためで、前脚が伸びず歩幅の狭いちょこちょこした歩き方になってしまう。ただし、パドックを周回することで筋肉がほぐれ、返し馬ではコズミが改善されることがあるので注意したい。

歩幅が狭い


これはちょこちょこと歩き、小走りの状態になることで、その馬がもともと持っている癖ならば問題な無いが、コズミだとすれば後ろ脚の踏ん張りが効かない。また精神的に余裕がなく落ち着きがないのであれば、不安材料の一つとなる。

前の馬に離されていく


ゆったりと歩くタイプの馬の場合は歩様がスムーズであれば問題ない。しかし、コズミ気合い不足イレ込みが原因で、歩様が悪く進み方が遅く前の馬との間隔が開いてしまう状態であれば不安材料と言える。

立ち止まってしまう


パドックで周回している途中に勝手に立ち止まって、厩務員に促されてようやく歩き出すのは気合いが不足しているか、初めての競馬場で物見している状態だろう。コズミが酷い可能性もあるので、レース直前の状態としては不安が残る状態だ。
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