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毛艶から馬の体調を見極める際のポイント

前回の競馬基礎編ではサラブレッドの毛色を紹介したが、今回の記事ではどのうような毛艶が良くて、どのような毛艶が悪いのかについて書いていきたいと思う。

馬の毛艶とは人間で言うところの肌つやのようなところで、馬も人間と同様に体調の良し悪しが毛艶となって現れる。体調が良い時の毛艶は滑らかで光沢を帯びて見えるが、体調が悪い時はくすんで皮膚が厚ぼったく見える。しかし、毛艶の見え方は天候などにも左右されるため、見極めが難しいので注意が必要だ。

毛艶がいい=状態がいい


毛艶がいいとは毛並みがそろっていて、しっとりとしてつややかな状態のことを言う。滑らかで薄い皮膚から筋肉の躍動が伝わってくるような張りがあるとかなり良い状態だろう。毛艶が良い馬は体調が良いと言える。

毛艶が悪い=体調が悪い可能性


毛艶が悪いとは毛並みが不揃いでボサボサしてくすんでいるように見える状態のことを言う。冬には冬毛が生えるため毛艶の判断が難しくなるが、春から秋にかけて毛艶が悪い馬は体調を崩している可能性が高い。

黒色の毛が輝いて見える


黒っぽい色の毛が生えている、黒鹿毛、青鹿毛、青毛などが太陽の光を反射してピカピカに見えることがあるが、これは毛艶がいい状態と言える。しかし、これらの毛色は芦毛に比べると輝いて見えがちなので、多少割り引いて見る必要があるだろう。逆に言うと、芦毛の馬で毛艶が良く見えたら、それはかなり調子の良い状態と言える。

斑点がある


腰のあたりに斑点のようなものが出ることがあるが、これは特に毛艶がいい時に馬の体の表面に浮き上がるもので、この銭形の斑点が出ている馬は体調が良いと見て良いだろう。芦毛や鹿毛といった毛色の馬は、他の毛色の馬に比べて斑点が確認しやすいので、芦毛の体調を判断する際の材料として、覚えておこう。

冬毛がボサボサしている


馬も他の動物と同じように冬になると寒さに耐えられるように冬毛が伸びてきて、毛艶が悪く見える。牝馬に比べて牡馬の方が冬毛は伸びにくいので、冬毛が伸びていている牡馬は体調を疑った方が良いだろう。また、冬毛が伸びてボサボサしている牝馬は冬を越すための皮下脂肪を蓄えている可能性が高いので、競走するための体とは言い難い。

体毛を剃っている馬


ヨーロッパなどから日本に来日する馬の中には体毛を剃っている馬がいるが、これは皮膚に刺激を与え、新陳代謝を促している状態である。そのため、体毛を剃っていから良いとか悪いとかは特にない。最近では日本の厩舎でも体毛を剃ることがあるが、これは調教後に体を洗った時に乾きやすくするための意味がある。

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