プロフィール
HN:
的中一徹
性別:
非公開
カテゴリー最新記事(07/23)
(07/02)
(06/11)
(06/04)
(05/22) 最新トラックバックブログ内検索 |
競馬勝馬予想ブログ 的中一徹!競馬の勝馬を様々なデータを集めて予想します。 いろんな競馬予想サイトのデータや買い目を参考にして、勝馬を的中させてみせます。PAGE | 170 169 168 167 166 165 164 163 162 161 160 | ADMIN | WRITE 2012.10.31 Wed 11:30:46 JRAが来年1月から降着と失格のルール変更を発表JRAが2013年1月から降着と失格のルールを変更することを発表した。競馬ファンにとって、このような記事はとても興味深いと思われるので今回はこのルール変更について読み解いていく。
今回のルール変更は競走に関するルール全般を世界で統一する必要性があるため、競馬主要国のルールを参考にして、馬のパフォーマンス重視のシンプルで分かりやすい新ルールへと変更することになったようだ。 何がどう変わるのか変更があった部分は大きく分けて3つある。降着のルール変更、失格のルール変更、そして審議ランプの運用の3つが変更される。主に読者の皆さんの関心は前者の2つだろう。審議ランプは5位以内に入った馬の着順に変更の可能性がある場合に点灯するようになる。 ・降着ルールの変更点 <現在のルール> 走行妨害があった場合、被害馬の競走能力の発揮に重大な影響があったと裁決委員が判断した場合に加害馬は被害馬の後ろに降着する。 ↓ <新ルール> 妨害された被害馬が、もし妨害が無ければ加害馬よりも先着していたと裁決委員が判断した場合に、加害馬は被害馬の後ろに降着する。 つまり、例え妨害があったとしても、被害馬が加害馬に大きく離されて負けるような場合は、妨害がなくても負けていたと判断され、加害馬が降着にはならないということだ。これがパフォーマンスを重視したルールということだろう。 降着のルール変更に関しては少し分かりやすくなった、というか少しは納得できやすそうなルールに変わったという印象だ。 ・失格のルール変更 <現在のルール> 走行妨害により被害馬が落馬、競走中止した場合は加害馬は失格となる。 ↓ <新ルール> 極めて悪質で他の騎手や馬に対する危険な行為によって、競走に重大な支障を生じされたと裁決委員が判断した場合は加害馬は失格となる。 つまり、以前は被害馬が落馬や競走中止した時点で加害馬は失格となっていたが、ルール変更後は落馬や競走中止したからと言って即、失格ではないということだ。 それにより、失格の数は減ると予想されるが、ラフプレーに関しては騎手にペナルティが課されるので、失格になりにくいからと言ってラフプレーが増えることはないだろう。 個人的にはこの失格のルール変更は以前よりもややこしくなった印象だ。危険な行為がどのような行為で、競走に重大な支障を生じさせた場合とはどんな場合なのかが具体的には良く分からない。 メリットとしては、大した妨害ではなかったが被害馬が運悪く落馬してしまった場合など、情状を酌量する余地ができたのではないかと思う。その一方で、判断基準の不透明化により、実際に馬にまたがり競馬を経験したことがない裁決委員の偏った意見がまかり通りやすくなった可能性を懸念している。 少しマイナスな懸念も最後の方に書いてしまったが、今回のルール変更は日本競馬界がより良い未来に進むためのものだと信じている。JRAには騎手をはじめとする競馬関係者や競馬ファンが皆、納得できるようなルールや体制作りに尽力してもらいたいと願う。 PR CommentsComment Form |