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調教の具体的な方法とその意味

前回は調教パターンについて記事を書いたが、今回はその調教の具体的な内容について見ていきたい。最終追い切りでは馬をレースモードに仕上げ、レースが近いことを知らせることで競争意識を高める意味もあり、調教内容もレース予想の参考にしたい。

単走


1頭だけ走らせて調教すること他の馬と一緒に走らせると必要以上に速く走り過ぎてしまうタイプの馬は単走の方が良い。また、レースとレースの間隔が短く詰まっている場合は強い調教を必要としないので単走となることが多い。

併せ馬


他の馬と並んで一緒に走らせる追い切り方法。2頭で走らせることが多いが、より実戦に近い形で走れるように3~4頭で走らせることもある。併せ馬を行った場合は並走した馬のクラス、馬名、脚色なども表記され確認することができる。2頭で走った場合でもそれ以上の数で走った場合にも、外に併せて先着していれば内容が濃く、評価できる調教になっていると言えるだろう。

・併せ馬の目的
併せ馬をする目的は主に3つある。1つ目は併走することで速い時計をだして、馬体を絞る目的。2つ目は若駒や休養明けの馬の闘争心をあおる目的。3つ目は恐怖心を取り除き、精神力を鍛える、の3つの目的があるので、併せ馬の内容を確認する時のために覚えておきたい。

15-15


1ハロン=200mを15秒程度の速さで走らせる調教のことで、最も軽い調教パターン。調教の最終段階に入る一歩手前で行われることが多く、一つの目安となる。この速さで走ると5ハロン75秒、6ハロン90秒となり、これよりも速いタイムで走った時に時計を出す。これよりも遅い場合には時計と記録されず、時計が出なかったと解釈される。


障害練習


これはは障害レースに出るためのものではなく、心肺機能の強化や後ろ脚(トモ)の強化などの目的で行われる。


調教駆けする馬には注意が必要


調教駆けとは稽古駆けとも言われるが、調教で調子よく速いタイムで走ることで、併せ馬でも単走でも速い時計が出る。しかし、その能力が常にレースで発揮されるとは限らないため、前走の調教タイムと着順を確認する必要がある。逆に調教ではあまり走らないのに、レースに出ると一変して好走する馬を調教駆けしないという。

また、併せ馬で併せた馬に遅れることをカマれるといい、格下の馬に遅れることをカマれたなどという。調教駆けしないタイプの馬であれば格下の馬にカマれても問題はないだろう。



今回は調教の具体的な方法について説明してきた。どのような調教を行なっているのか具体的な内容を把握し調教データを見ることで、馬の特徴や好走する時の傾向などが見えて来るかもしれない。そのため、調教方法もレース予想の際には参考にして欲しい項目だ。
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