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着順の正しい捉え方とそこから分かること

前回までレースの予想とはあまり関係のないテーマを何回か書いたが、今回はレース予想には重要なファクターである着順にスポットを当てて行きたいと思う。

着順だけを見ない


着順とは馬がゴールした順位であり、近走成績のなかでも大きく目立つように記載されていることが多い。1着が多い馬、連対が多い馬は能力が高いといえるが、着順がその馬の能力や調子を端的に示しているとは言え、それだけで馬を評価することは大いに危険であることを知っておいて欲しい。

着順は客観的な実績として捉える


着順は近走成績のかなでも最初に注目すべきデータであり、その価値は数字だけでは判断できず、着差・走破時計・ペース・位置取りなどの要素を加味しなければならない。そのため、場合によっては1着の馬よりも負けた馬を評価することがあるが、1着は1着であるので客観的な実績として着順を捉えるようにしよう。

上がり馬には要注目


急激に力をつけてきて下級条件から短期間に昇級していく馬を「上がり馬」というが、この馬には勢いが感じられ、上昇気運にあるので注目しておく必要がある。もちろん、上級条件でその力が通用するかどうかは検討しなければならないが。

特に夏季開催のレースで力をつけ上級クラスに昇格し、秋のG1戦で活躍する馬のことを「夏の上がり馬」という。オウケンブルースリはデビューから184日目で2008年の菊花賞を制し、夏の上がり馬の典型と言える馬だ。

逆を言えば、惜敗が続いている馬は勝つための何かが足りないという見方もできるため、その馬が好走する条件を検討することも重要だ。

着順の内容を検討する


近走成績で好走したり大敗したりと着順が不安定な馬がいるとする。1着を取っていれば、その馬は能力があるということになるが、弱点もあるということになる。そのため、1着になった時はどのような条件であったか、また大敗したときはどのような要因があったかを検討することで、その着順の価値を見出すことができる。

昇級初戦の勝利は高評価


下級条件から昇級し上のクラスで戦う初戦は、周りの出走馬のレベルが一気に上るため、ほとんどの馬にとっては大きな試練と言え、そこで勝つことは困難を要する。したがって、昇給初戦で勝ち上がった馬はその能力を高く評価することができる。

もし、1着になれなかったとしても5着以内に入るか、着差が1秒以内の場合であれば、その馬はそのクラスでも通用する可能性があると考えてよいだろう。


今回は着順に注目してきたが、要するに、近走成績の着順が悪いからこの馬は消しと安易に判断するのではなく、なぜその着順になったかを考える癖を付けて欲しいということである。この作業を繰り返して行くうちに、あなたの競走馬を見極める力は知らぬ間に上がっていることだろう。

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