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若駒と高齢馬の年齢による能力差

今回は馬齢(馬の年齢のこと)とその能力の関係について書いて行きたいと思う。この馬齢と能力については、レースを予想する上で知っておいて損はないだろう。

年齢や世代と能力との関係


競走馬は2歳からレースに出走することができるが、まだ年齢が若いころ、2歳~3歳までは年齢による能力差が大き過ぎるため、3歳の夏ころまでには同世代のみでレースを行なっている。これまでは7、8歳の高齢馬は運動能力のピークを過ぎるケースが多かっが、現在では調教技術や医療技術の進歩もあり、馬の競走生命が伸びる傾向にある。

世代間の差


3歳と4歳の混合戦の場合、当初は4歳以上が優勢なのが普通なのだが、短距離戦となると負担重量の軽い3歳馬で勝負になる。そこで一つポイントだが、夏のローカル開催時に3歳馬が多く勝つようだと、その世代はレベルが高いと考えて良いだろう。

世代による不振


競走馬には世代ごとで実力の差が出る場合があるので、それを見て行く。2009年の有馬記念には4歳馬が1頭もいなかった。有馬記念は例年、4歳馬が強いレースで6連勝中であった。低迷していた4歳馬に代わって勝利したのは5歳馬のドリームジャーニー。この4歳世代は09年のダートGⅠでは2勝できたが、芝では未勝利に終わった。

このように生まれた世代で実力に違いが出る場合もあるので頭に入れておこう。


ダートが得意な世代


近年のダート戦では2002年生まれの世代が圧倒的な強さを誇っていた。そんな世代に交代を告げたのは芝で不振であった2005年生まれの世代で、フェブラリーステークスとジャパンカップダートを制した。

秋のダート戦では2006年生まれの3歳世代も活躍し、古馬を圧倒するシーンが相次いだ。両者に挟まれてしまった、03と04年世代はダートで苦戦を強いられている。

8歳馬がGⅠを連勝


2009年の秋、8歳馬のカンパニーが天皇賞・秋とマイルチャンピオンシップを連勝し、競馬ファンを大いに驚かせたことは記憶に新しいのではないだろうか。高齢馬によるGⅠ級制覇は39年振りの更新となり歴史的快挙となった。さらに、カンパニーは天皇賞・秋が初のGⅠ制覇だったので、かなりの遅咲きだったと言えよう。


このように現在は高齢馬だからといって勝てないということではなくなってきている。これまではサラブレッドのピークは4歳秋ごろまでと言われてきたが、今後は管理手法や医療の進化により高齢馬でも活躍できるような環境となり高齢馬の快進撃が更に勢いを増すかも知れない。
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