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競馬勝馬予想ブログ 的中一徹!競馬の勝馬を様々なデータを集めて予想します。 いろんな競馬予想サイトのデータや買い目を参考にして、勝馬を的中させてみせます。PAGE | 157 156 155 154 153 152 151 150 149 148 147 | ADMIN | WRITE 2012.10.16 Tue 12:51:19 東と西による格差の原因とその特徴先日の記事では東西による厩舎の格差についての概要を説明してきたが、今回はその格差の特徴について解説して行きたいと思う。
格差の原因は坂路か90年代に入ると関東馬の不振が顕在化し、スポーツ新聞などでクローズアップされるようなる。その原因は栗東にしかない坂路コースだと言われるようになる。JRAもこの状況を放置できない状況となり、栗東の坂路コースとは比べ物にならない資金を投入し、栗東から遅れること実に8年、1993年にようやく完成された。しかし、その時にはその優劣は決定的なものとなっていた。 ・坂路コースの格差はダートで顕著 坂路コースは主に競走馬の足腰に筋肉とパワーを付けさせる目的で行われることが多い。パワー重視のダート戦においては東西の不均衡の差は著しく、2010年と2011年にJRAで開催されたダート重賞戦の全17戦のうち、美浦所属馬が1勝しかできなかったのに対し栗東所属馬が16勝と圧勝している。 上位クラスになるほど大規模で高斜度の坂路コースを持つ栗東トレセンの圧倒的優位が目立っている状況だ。 栗東トレセンは水がいい東西格差の一因と言われているのが、水のおいしさである。栗東トレセンは敷地全体に起伏が多く、また地下水を汲み上げて供給しているため水の質が美浦トレセンよりも良いようだ。美浦に所属する厩舎では競走馬の飲料用として業務用の大型浄水器を設置している所もある。 関東馬の栗東留学関東馬の栗東留学とは関東馬が関西のレースに出走するときに、レースの数週間前から栗東トレセンに入厩し、栗東の施設で調教を積んでレースに挑む、強化育成の手法である。 ・栗東留学のメリット 栗東留学は輸送に弱い馬のための滞在競馬や経験の浅い2、3歳馬の強化目的だけではない。栗東トレセンでの調教は能力向上に効果があると考えられている。効果のほどは立証済みで、直後のレースでは結果が出なくても次走また次次走で好走するケースもあるので留学経験には注目したいところだ。 また馬だけではなく、騎手の栗東留学もあり、関東所属の騎手が栗東に長期滞在して調教にも騎乗し、美浦と栗東の違いを肌で感じる試みも行われている。 労働組合の反発美浦は栗東に比べ労働組合の運動が激しく不安定な労使関係が改善されていないことも原因の一つに挙げられることがある。厩務員でも資格を取れば調教に乗れるようになり、そうした厩務員を持ち乗り厩務員という。 調教助手や騎手よりも調教時間をより多く取れるメリットがあるのだが、美浦では労働組合の反発が強くかなかな導入できずにいた。その結果、馬全体の運動量の決定的な不足につながっていると指摘されている。 今回は東西厩舎の格差の原因とその特徴について見てきた。関東の美浦トレーニングセンターが関西の栗東トレーニングセンターに追いやられているのが現状ではあるが、美浦トレセンもこの現状に何もしないで指をくわえて見ていた訳ではない。今後、関東馬の逆襲にも期待したいところだ。 PR CommentsComment Form |