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競馬勝馬予想ブログ 的中一徹!競馬の勝馬を様々なデータを集めて予想します。 いろんな競馬予想サイトのデータや買い目を参考にして、勝馬を的中させてみせます。PAGE | 1 2 3 4 | ADMIN | WRITE 2012.12.01 Sat 14:19:11 競馬で30億円の配当、外れ馬券は必要経費か?今回の記事では、気になるニュースというか、かなり驚いたニュースがあったので、そちらを読み解いて行きたいと思う。
そのニュースとは、とある男性が競馬で稼いだ所得を申告せず、脱税したということで、大阪国税局に告発されたというものだ。その脱税額は2009年までの3年間で、なんと約5億7000万円にのぼるという。 どれほどのお金持ちなのかと思いきや、その男性は年収が800万円と平均年収よりは高いものの、富豪というほどではないから驚きだ。 それでは、下記のURLからニュースの詳細をご覧頂きたい。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121129-OYT1T00868.htm 争点は外れ馬券競馬をやっている人は知っていると思うが、馬券が当たって得た収入が年間20万円を超えれば、「一時所得」となるので申告をして税金を収めなければならない。一般的には得た収入から必要経費を引いたものが、一時所得となる。 この場合、馬券を買った購入額は必要経費となるのかというところが気になるが、今回のケースで大阪国税局は当たり馬券の購入額のみが必要経費だとして、約6億9000万円の追徴課税を請求している。これはなんとも腑に落ちない結果だ。 そもそも、この男性は馬券の購入に合計で約28億7000万円を使っており、配当金額は合計で約30億1000万で、利益は約1億4000万円なのだ。国税庁のホームページでは一時所得の計算方法を下記のように説明している。 <一時所得の計算式> 総収入金額-収入を得るために支出した金額-特別控除額(最高50万円)=一時所得の金額 この計算式からすると、「収入を得るために支出した金額」とは外れ馬券を含む馬券購入額の総額に当たるのではないだろうか。競馬での配当は外れ馬券なしでは得ることは難しいというか、無理だ。 大きく賭けて大きく稼げない?このように、外れ馬券は必要経費ではないとすると、大きく賭けて大きく稼げば、配当は増えるが、同時に外れ馬券も増え、課せられる税金の額も増える。そうなると、配当から馬券の購入額と税金を差し引いた、純利益は減少する一方となるのではないだろうか。 この男性も現に、利益が約1億4000万円にもかかわらず、その課税額は約6億9000万円とおかしなことになっている。この一生かかっても払えないような課税は常識の範囲を逸脱しており、違法性が疑われる。また、競馬をしている人間として、外れ馬券も必要経費となることを願っている。 後から面倒なことにならない為にも、年間で20万円以上、競馬で勝っている人は確定申告の必要があるかどうか相談してみる必要があるだろう。 しかし、この男性は100万円から始めたものが、3年間でこのような金額になったというのだから驚きだ。しかも、予想は競馬ソフトを使って独自に開発した方法で行なっていたというのだから、またまたびっくりだ。予想情報を売りだした方が儲かるんじゃないかと少し思ったが・・・。 PR 2012.11.21 Wed 17:12:54 京阪杯(GⅢ)の概要と注目馬について前回の記事では今週末に行われるジャパンカップについて触れたが、今週末はもう1つ京阪杯(GⅢ)という重賞レースが開催されるので、今回の記事では京阪杯の概要と注目馬を見ていこう。
京阪杯とは?このレースは京都競馬場の芝1200mを舞台に争われるレース。歴史は古く1956年に創設され、1800m~2200mの距離で中距離重賞レースとして施行されいたが、2006年から短距離コースの整備に伴って1200mの短距離レースとなっている。また、2005年から国際競走に指定され、現在は外国馬の出走枠が5頭から9頭に拡大された。 このレースは1200mの短距離レースとなる前からG1馬を多く輩出してきており、昨年の勝馬であるロードカナロアはその後もスプリント路線で活躍を続け、今年のスプリンターズS(G1)を制して、短距離の王者のとなった。 今年の京阪杯でも短距離界で今後活躍するようなホープが出てくるのだろうか。注目すべきレースの一つだろう。 京阪杯の注目馬オリービン これまでに重賞での勝ち星はないが、前走のスワンS(京都芝1400m)では5着に敗れてしまったものの、スムーズなレースができたと収穫はあったようだ。 現在の状態は安定しているようなので、次のレースでもいい競馬を期待したい。 サドンストーム これまでに重賞での勝利はないが、前走の京洛Sではいいレースを見せてくれた。休み明けだった3走前のレースでは5着に入り、またそこから調子を上げて来ているようで、調教は順調そのもののようだ。このへんで重賞での勝ち負けになりたいところだ。 シュプリームギフト 今回が重賞レースはキーンランドC(G3)に続き、2回目の出走となる。前走のオパールSでは6着と着順こそ良くなかったが、それほど悪い内容ではなかった。 現在の状況は、調教も順調のようで、状態も良さそうです。キーランドCで4着と重賞でも勝負できる力は持っているだろう。 ハクサンムーン 前走の京洛Sでは1番人気となりながらも15着と凡走で終わってしまった。 前走からは順調に回復しているようなので、これからの巻き返しに期待したい。 パドトロワ 前走のスプリンターズSはスタートで出遅れてしまい、なかなか前に行けずに8着という結果だった。 現在はこの京阪杯を目標として調整してきており、調教は順調のようなので、この馬にも巻き返しを期待したい。 テイエムオオタカ 未だ重賞での勝利は無いが、前走のスワンS(GⅡ)では2着に入り抜群の瞬発力を見せつけたが、距離が1400mと少し長かった。 今回は1200mで短縮ローテとなるので勝ち負けになる可能性はある。 2012.11.20 Tue 15:07:39 ジャパンカップの概要と注目馬について今週末の11月25日は楽しみにしている方も多いと思われる、ジャパンカップ(G1)が東京競馬場で開催される。このジャパンカップは2008年からジャパン・オータムインターナショナルシリーズに指定されていて、日本人はもちろん、世界から注目されているレースだ。特に今年は凱旋門賞の1着ソレミアと惜しくも2着に敗れたオルフェーヴルが出走することもあり、より一層盛り上がるだろう。
それでは、今回の記事では「ジャパンカップ」の概要や注目馬についてみてみよう。 ジャパンカップとは?このレースは「世界に通用する強い馬づくり」の一環として1981年に創設され、国外で調教された馬を招待する国際競走のレースで、今年で32回目を迎える。開催してからの10年間ほどは海外の馬が圧倒的に強く、1回~10回開催までは日本馬は2頭しか勝てず、競馬先進国とのレベルの差を痛感する結果となった。 しかし2002年からの結果をみると、ジャパンカップで優勝した海外馬はファルブラウ(2002年)とアルカセット(2005年)の2頭となっており、その力関係はすっかり逆転してしまったと言っても過言ではないだろう。日本馬と海外馬の全31回の勝ち星は、日本馬が17勝2着19回、海外馬が14勝2着12回となっており、日本馬が通算の勝利数でも連対の数でも上回る結果となっている。 このジャパンカップが注目される理由の1つに賞金額が挙げられる。現在の賞金の総額は4億7600万円で1着賞金は2億500万円、2着賞金は1億円、3着賞金は6300万円となっており、日本国内の全レースの中では最高額の賞金で、世界全体でもドバイワールドカップに次ぐ2番目に高い。 今回のジャパンカップの注目馬は?注目すべき馬が多く出走するジャパンカップだが、その中でも勝ち負けになりそうな注目馬を5頭紹介しておこう。 エイシンフラッシュ まだ記憶に新しいと思うが、今年の天皇賞(秋)でミルコ・デムーロの騎乗で出走し、約2年5ヶ月ぶりとなる勝利を収め、2度目のG1制覇となった。トレセンの情報では、前走からの回復も速く順調に調整できていて、いい状態で来ているようだ。ロスなく回れる内枠ならば勝ち負けは必至か。 オルフェーヴル 誰もが知る、もはや説明など不要な現在の日本最強馬。前走の凱旋門賞では惜しくもソレミアに敗れてしまったが、ホーム(日本)でのレースとなる今回は必ずソレミアを打ち負かしてくれるだろう。 最近の状態は、追い切りの動きもまずまずのようだ。とにかく真っ直ぐ走りさえすれば、結果はついてくるのではないだろうか。 ジェンティルドンナ 今年の桜花賞、優駿牝馬、秋華賞を制し、史上4頭目の牝馬3冠馬だ。特にヴィルシーナをハナ差で破った秋華賞は記憶に新しいだろう。 最近の状態は、前走からの回復も速く、追い切りの動きも良いようだ。今回が古馬との初対決となるが、ビビらずに勝負に行ければ勝利の可能性が高くなるだろう。 トーセンジョーダン 昨年の天皇賞(秋)から勝利がなく、今年の同レースでは13着と凡走してしまった。G1を制覇したのは2011年の天皇賞(秋)のみだが、その経験の豊富さがこの大舞台で活かされるかもしれない。 現在の状況は、気持ちの面で少し前向きさが欠けているようで、動きは少しもっさりはしているが調教の効果は出ているようだ。 ルーラーシップ 今年、香港で行われたクイーンエリザベス2世カップに出走し、海外で初のG1制覇を成し遂げた。好走を続けているものの、なかなか勝利が遠いようだ。 現在の状態は、前走からの調整は順調にきていて、状態は高いレベルにあるようだ。前走ではスタートで出遅れてしまい、直線での追い上げが届かなかず悔しい思いをした。今回はスタートダッシュを決めて、勝利を掴めるか。 2012.10.31 Wed 11:30:46 JRAが来年1月から降着と失格のルール変更を発表JRAが2013年1月から降着と失格のルールを変更することを発表した。競馬ファンにとって、このような記事はとても興味深いと思われるので今回はこのルール変更について読み解いていく。
今回のルール変更は競走に関するルール全般を世界で統一する必要性があるため、競馬主要国のルールを参考にして、馬のパフォーマンス重視のシンプルで分かりやすい新ルールへと変更することになったようだ。 何がどう変わるのか変更があった部分は大きく分けて3つある。降着のルール変更、失格のルール変更、そして審議ランプの運用の3つが変更される。主に読者の皆さんの関心は前者の2つだろう。審議ランプは5位以内に入った馬の着順に変更の可能性がある場合に点灯するようになる。 ・降着ルールの変更点 <現在のルール> 走行妨害があった場合、被害馬の競走能力の発揮に重大な影響があったと裁決委員が判断した場合に加害馬は被害馬の後ろに降着する。 ↓ <新ルール> 妨害された被害馬が、もし妨害が無ければ加害馬よりも先着していたと裁決委員が判断した場合に、加害馬は被害馬の後ろに降着する。 つまり、例え妨害があったとしても、被害馬が加害馬に大きく離されて負けるような場合は、妨害がなくても負けていたと判断され、加害馬が降着にはならないということだ。これがパフォーマンスを重視したルールということだろう。 降着のルール変更に関しては少し分かりやすくなった、というか少しは納得できやすそうなルールに変わったという印象だ。 ・失格のルール変更 <現在のルール> 走行妨害により被害馬が落馬、競走中止した場合は加害馬は失格となる。 ↓ <新ルール> 極めて悪質で他の騎手や馬に対する危険な行為によって、競走に重大な支障を生じされたと裁決委員が判断した場合は加害馬は失格となる。 つまり、以前は被害馬が落馬や競走中止した時点で加害馬は失格となっていたが、ルール変更後は落馬や競走中止したからと言って即、失格ではないということだ。 それにより、失格の数は減ると予想されるが、ラフプレーに関しては騎手にペナルティが課されるので、失格になりにくいからと言ってラフプレーが増えることはないだろう。 個人的にはこの失格のルール変更は以前よりもややこしくなった印象だ。危険な行為がどのような行為で、競走に重大な支障を生じさせた場合とはどんな場合なのかが具体的には良く分からない。 メリットとしては、大した妨害ではなかったが被害馬が運悪く落馬してしまった場合など、情状を酌量する余地ができたのではないかと思う。その一方で、判断基準の不透明化により、実際に馬にまたがり競馬を経験したことがない裁決委員の偏った意見がまかり通りやすくなった可能性を懸念している。 少しマイナスな懸念も最後の方に書いてしまったが、今回のルール変更は日本競馬界がより良い未来に進むためのものだと信じている。JRAには騎手をはじめとする競馬関係者や競馬ファンが皆、納得できるようなルールや体制作りに尽力してもらいたいと願う。 |