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きさらぎ賞の結果やアンカツの引退セレモニーなど週末の競馬ニュース

今回の記事では週末の競馬ニュースをまとめたいと思う。

きさらぎ賞



まずは2月3日に行われたきさらぎ賞について。このレースで勝利したのは6番人気のタマモベストプレイ。粘るマズルファイヤーとの熾烈な戦いをクビ差でねじ伏せた。騎乗した和田騎手もタマモベストプレイだけに「今日のところはベスト」と上手に競馬できたと語った。

また、今回のレースでタマモベストプレイは未知の距離に足を踏み入れたのだ。下記は日刊スポーツからの抜粋となっている。

距離の壁をぶち破った。南井師は「もともとクラシックという感じではなかったけどね」と明かす。同じフジキセキ産駒の兄姉にはタマモホットプレイ、タマモナイスプレイ、チャームポット、タマモトッププレイとオープン馬が4頭。ただ、兄姉は21勝中19勝がをマイル以下。1800メートルでの2勝は500万。クラシックはもちろん2000メートル以上のレースに出走すらない。


タマモベストプレイはこれまでに出走したレースで最も長い距離はシンザン記念の1600mだったが、今回は距離を延長した1800mで勝利している。鞍上も「きょうだいの中では1番距離が持ちそう」とこの馬でクラシックへ出走できるかも知れないと期待を寄せている。

また、タマモベストプレイはまだ3歳であるし、このまま順調に成長しつづければ、短距離に強いというフジキセキ産駒の血統を覆してしまうかも知れない。今後が楽しみな馬がまた1頭出てきた感じだ。

お疲れ様!アンカツさん!!



週末の競馬ニュースを賑わせていたのはやはりこの話題だろう。前回の記事でもアンカツこと安藤勝己騎手が引退するというニュースを取り上げたが、今回もアンカツを取り上げたいと思う。

前月の30日に引退を表明したばかりだが、2日に京都競馬場でアンカツの引退セレモニーが行われた。前レース終了後にも関わらず、3600人のファンが競馬場に残りアンカツの引退セレモニーを見守った。残ったファンの数からも、どれだけアンカツがみんなから愛されていた騎手なのかが分かる

JRAに移籍して10年。多くの記録を残してきた。重賞81勝、うちG1・22勝。引退セレモニーの司会者が数々の記録を読み上げ、自身が制したレース映像がターフビジョンに流れていく。だが、本人が最も反応したのは「通算1111勝」という数字だった。「“1”が4つ並んでいたんだね。オレって、持っているなあ」。いつも通り、ほのぼのとしたアンカツだった。
http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20130204-1080666.html


最後の最後に反応するが「1111勝」って・・・。引退セレモニーでもいつもと変わらないアンカツだからこそ、ファンからは愛され、関係者からは尊敬され慕われていたのだろう。

解説のオファーなどが来ているようなので、テレビでアンカツの活躍を楽しみにしておこう。
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G1で22勝を挙げたアンカツが引退を表明!

前回の記事でも最近、競走馬の引退のニュースが多いと嘆いていたが、今日は競走馬ではなく、騎手の引退が発表された。既にご存知の方が多いと思うが、引退するのは「アンカツ」こと安藤勝己騎手だ。

アンカツが現役ジョッキーの中で最年長だとは知っていたが、52歳だったとは驚いた。孫がいても全然おかしくない年齢じゃないか。

近年は年のせいかあまり目立ってはいなかったが、この人物が競馬界に及ぼした影響は大きいだろう
今回はせっかくなので、アンカツについて詳しく書いて行きたいと思う。

引退の理由


アンカツは去年の11月の京阪杯を最後に騎乗がなくなり、特に理由は公表せずに長期の休養に入っていた。そろそろ引退か?と思っていた方も少なくはなかったかも知れない。

引退の理由は下記のように話している。

安藤騎手は引退理由について、年齢とともに減量がきつくなり「思うように馬が動かなくなった。納得いく騎乗ができなくなった。これ以上関係者に迷惑を掛けるわけにはいかない」と話した。
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130130/rac13013013050000-n1.htm


やはり大きな原因は年齢にあるようだ。52歳で引退というのは他のスポーツではありえない話だ。
しかし、この年齢まで大きな事故もなく活躍出来たことは本当に凄いと思う。

アンカツの引退に関して武豊もコメントしていた。

「本人からは何も聞いてないけど…。僕自身も安藤勝さんのファンでしたし、一緒に乗れなくなるのは寂しいですね。最近は体重のこととか厳しそうでしたから…。物事に動じない人で存在、生き方がすごい。安藤勝さんを見たら自分がいかに小さい人間かと思うくらいです。プライベートでは一緒によく飲みますし、お酒の席では楽しい人です」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130130-00000308-tospoweb-horse


アンカツは騎手としても凄い人物だったが、人間としても存在感のある人物だったようだ。武豊だけではなく、多くのジョッキーから尊敬されていただろう。

アンカツルール


冒頭でも書いたが、アンカツが日本競馬界に及ぼした影響は大きい。
次はアンカツ伝説について書いて行きたいと思う。

皆さんご存知のようにアンカツは元々、岐阜県にある地方競馬場である笠松競馬場のジョッキーだった。デビュー後は中央競馬へも参戦し、地方競馬騎手として中央競馬でも重賞を8勝し、通算でも100勝を達成した。

そして、2001年に満を持してJRA騎手免許取得のため試験を受けるが、学科試験でまさかの不合格。上記のように中央競馬でこれだけの実績を残している騎手を不合格にしたとして、JRAは大きな批判を受けた。

JRAはこの事態を重く見て、ある一定以上の実績のある騎手は1次試験を免除するという特別ルールを作った。これが「アンカツルール」と呼ばれるものだ。このため、アンカツは翌年の2002年に無事、JRA騎手試験に合格したのだ。

JRAの試験要項まで変えてしまうのだから、アンカツの影響力というものを象徴した出来事だろう。

ここまで書いておいてなんだが、私はアンカツよりも武豊派だったのでアンカツが活躍するたびに恨んでいたような気がする・・・。
しかし、ライバルが急にいなくなると寂しくなるな。武豊もアンカツがいたから負けずと活躍出来たところもあるだろうし。

騎手免許が切れるのが2月末で、もう少し時間はあるがそれまでに騎乗する可能性は低いだろう。もし、騎乗することがあれば、最初で最後になるが応援してみよう。

安藤勝己騎手、お疲れ様でした。
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変な名前の競走馬「ローローローロー」がデビュー!

今月の20日に「ローローローロー」という衝撃的な名前の馬が中山の新馬戦でデビューしたというニュースがあった。なぜにローを4回も繰り返しているのか分からないし、なぜに馬主はこの名前で行こう!と思ったのか謎だ・・・。と言っても変な名前は昨日今日に始まったことではないが。

衝撃の珍名「ローローローロー」デビュー!



最初、この馬は父親がルールオブローなので、父親の名前の一部であるローを受け継ぎ、強調した名前だと思っていた。ルールオブローは、イギリス、アイルランドで9戦4勝。英セントレジャー(GI)を勝った一流馬である。
ところが、JRAが発行しているレーシングプログラムで確かめたら、ローローローローの英語表記は「LOW・LOW・LOW・LOW」なのだ。
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130123/rac13012310150000-n1.htm

どうやら、父親のルールオブローのローを受け継いだものでは無いらいい。ルールオブローのローは法律などの意味がある「LAW」と表記するらしい。ローローローローは「LOW」と表記するため低いという意味になる。低い低い低い低いって名前はあまり縁起がよろしくないような気がする。というか、今後勝ち上がって行けるのかが心配だ。
ハイハイハイハイの方がいいのではと思ったりしたが、これだと敗敗敗敗ってなるようが気がするため、これもあまり縁起が良くないな。

ロンドンのカーナビー通りにあるハンカチ専門店では、社長や社員が休憩する部屋に「LOW・LOW・LOW」と大書した額が掛けてあって、「お客さまに対して腰を低く、どこまでも腰を低く」という社訓であるらしいのだが、馬のローローローローは、ここから頂戴した名前なのだろうか。
それとも、日本の時代劇が外国で放映されると、大名行列での「下に、下に」は「LOW、LOW」という英語字幕になるから、いずれ、ほかの馬が頭を下げるような馬になってほしいという願いを込めて、ローローローローと名付けたのだろうか。
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130123/rac13012310150000-n1.htm

参照元の記事を書いた方は、名前の由来をこのように見解しているが、その本当の由来は謎のようだ。この名前は本当に実況泣かせの名前だろう。早口で実況している最中にローローローローが入って来ると噛みそうにならないのか心配だ。

おまけ


他にも変な名前の競走馬がいたので、おまけ的に紹介!!
●ウマザイル
データ:netkeiba.com

●ウォーニングムスメ
データ:netkeiba.com

●コレダッチューノ
データ:netkeiba.com

●カタナクチャ
データ:netkeiba.com

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オルフェーヴルが有馬記念を回避!

昨日の記事で、有馬記念ファン投票の中間結果を取り上げたばかりだったが、今日、オルフェーヴルが有馬記念を回避するというニュースが飛び込んで来て、驚いたというか、正直残念だ。

オルフェーヴルが有馬記念を回避するというニュースの詳細は下記のURLからご覧いただきたい。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/headlines/20121206-00000023-dal-horse.html

昨日の時点ではオルフェーヴルが有馬記念に出走するかどうかは、まだ未定だった。池江調教師も、ファン投票で1位に選出されたこともあるので、出走ありきで考えている、と述べていたのだが。

回避の理由としては、やはり懸念されていたように、体調が万全の状態に戻らなかったことが挙げられる。凱旋門とジャパンカップというかなり厳しいレースを続けて出走したことで、かなりの疲労が蓄積されているのだろう。この件に関して池江師は「全体的にしぼんでいる。毛づやがさえず活気もない。このままの状態で調整を進めていっても満足いく結果は求められない。来年を見据えて早めにリフレッシュして立て直したい」と説明している。

前回の記事でも書いたが、正直オルフェーヴルがいない有馬記念は考えられないのは私だけではないはず。ファン投票で断トツでの1位であったし、今年に関してはほとんど主役のような存在だろう。本当に残念でならない。もちろん、1番悔しいのは池江調教師を始めとする競馬関係者なのだが。

今回有馬記念を回避したオルフェーヴルは早めにリフレッシュさせるために、今週末から滋賀県のノーザンファームで放牧に出されるようだ。来年も現役続行が決まっているので、来年の活躍に期待することにしよう



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有馬記念のファン投票中間発表の結果について

12月に入り今年も残すところ僅かとなってきた。年内のG1はレースはあと4レースを残すのみ。9日に阪神ジュベナイルフィリーズ、16日には武豊がJRAのG1全制覇に挑む朝日杯フューチュリティS、22日は中山大障害、そして、23日にはこの1年を締めくくるレースとも言える、有馬記念が開催される。有馬記念は1年で最も盛り上がるレースの1つで、競馬を全然やったことがない人でもレース名くらいは聞いたことがあるくらい有名だ。

有馬記念まではまだまだ時間はあるが、1年間で最も楽しみにしているレースなので、このブログでは少し気が速いかもしれないが、ちょくちょく取り上げて行き、モチベーションを上げて行こうと考えている。

有馬記念ファン投票中間結果


今年も有馬記念のファン投票が12月2日まで行われていたが、まだ最終結果は出ていないようなので、今回は中間結果を見てみよう。10位までの結果は以下のようになっている。

有馬記念ファン投票中間結果

1位はやはり断トツの人気でオルフェーヴルだ。2位のルーラーシップと3位のジェンティルドンナもどちらも人気の馬でこの2頭も今の競馬界を牽引していると言って良いだろう。4位はエイシンフラッシュで、2~4位まではあまり差がないため、最終的には順位がひっくり返るかも知れない。

5位には今年の菊花賞を制したゴールドシップが入り、6位には好走を続けているもののG1でなかなか勝利を上げることができていないフェノーメノが入った。この2頭の人気もなかなか拮抗している。

8位にはヴィルシーナが入った。ヴィルシーナは実力はあるものの5レース連続の2着となっており、運に見放されているのか、それとも馬主のジンクスなのかなかなか勝てずにいる。この有馬記念で宿敵ジェンティルドンナを退けることが出来れば面白いのだが。

オルフェーヴルは有馬未定


12月2日、調教師の池江師によると、オルフェーヴルはジャパンカップの疲労がまだ残っているとして、有馬記念に出走するかどうかは来週の半ばごろに決定するという。しかし、ファン投票で1位に選出されたこともあり、出走ありきで考えているようだ。無理はして欲しくないのだが、今年の有馬記念にオルフェーヴルがいないことは考えられないので、是非出走して頂きたい。

中間結果で4位につけているエイシンフラッシュは今年の天皇賞(秋)を制したデムーロ騎手とのコンビで有馬記念に出走の意を表明している。ルーラーシップも引き続きウィリアムズ騎手で有馬記念へ。フェノーメノの戸田調教師は名言こそ避けたが有馬記念を避けることはなさそうだ。トーセンジョーダンは右前脚の裂蹄が再発したため、有馬記念は見送り。

今のとろこ、分かっているのはこのくらいだろう。今後も有馬記念についての記事はちょくちょく書いていこうと思う。





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