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騎手が乗り代わる時に注意すべきこと

今回の記事では騎手にスポットを当てていきたいと思う。レースを予想するに当たって、騎手を知ることはとても重要だ。馬よりも騎手の情報を集めて、騎手を基準に馬券を購入している人もいるくらいなので、必ずチェックしなければならない項目だろう。

まず、このブログでも説明したことがあるかも知れないが、どの馬にどの騎手が騎乗するかは固定されているわけではく、レースごとに誰が騎乗するか決められる。そのため、馬と騎乗する騎手の相性にも良し悪しがあるので、騎手の特徴を把握しておくことも大事だと言える。

馬と騎手のどちらでレースは決まるのか


競馬においてレースの勝敗は馬と騎手のどちらで決まるかと言えば、馬7分騎手3分と言われている。騎手には馬との折り合いをつける能力とレース展開を読みペースを判断する能力が必要だ。

馬が持っている能力が勝敗を分ける要因の7割を占め、騎乗する騎手がその馬の能力を引き出せるかとうかが残り3割を占めているということだ。つまり、多少馬の能力に差があったとしても有能な騎手が騎乗することで勝つ可能性があり、逆に言えば、馬の能力がどんなに高くても、騎手の能力が低ければ、勝つことはできない。

騎手の能力というのは確実に出走したレースの数に現れているだろう。

主戦騎手への乗り代わりに注意


主戦騎手とは厩舎が多く騎乗の依頼をしている騎手のことで、1頭の競走馬の専属騎手とも言える。主戦騎手だからといって必ずその競走馬に騎乗するわけではないし、それ以外の馬にも騎乗する。厩舎側は気合いの入ったレースほど主戦騎手に騎乗してもらいたいので、主戦騎手への乗り代わりがあった場合は勝負に行っている可能性が高いと言えるだろう。

また、主戦騎手から見たその馬のことをお手馬という。例えば、ディープインパクトは出走した全レース武豊騎手が騎乗していたので、ディープインパクトは武豊騎手のお手馬だと言える。

初めての騎乗にも注目


騎手が初めてその馬に騎乗することで、テン乗りという。テンという言葉は聞いたことがあるかも知れないが、初めという意味がある。レース展開のスタート直後のこともテンと言われる。

勝負のかかったレースで初めて騎乗する有力騎手に乗り代わった場合はプラス材料となる可能性が高い。しかし、馬と騎手の相性があるので、その点には注意を払いたい。
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馬具の種類とその効果について

馬具を装着するのには基本的に2つの意味がある。1つは馬の集中力を高める、もう1つはレースで能力を発揮させるために装着する。およそ、この2つの理由により装着していると思われる。

馬具は初めて装着するときに効果が最も大きいとされて、本末転倒ではあるが馬具を気にしてレースに集中できない馬は、2度目以降の装着で効果が出ることもあるので注意が必要だろう。また、馬具を使い続けていると慣れてしまうため、効果が薄れてしまうこともあるようだ。

そのため、今までは気が散ったり、レースに集中できていなかった馬が馬具を装着することによって走りが一変する可能性があるので、注意が必要となる。馬柱に「B」や「ブリンカー」と掲載してあるので、事前にチェックしておきたいところだ。


メンコ


頭部につける覆面のことで、通常は耳覆いがついており、周囲の音や他馬の足音に敏感な馬につけて音を聞こえにくくするためのもの。しかし、耳覆いがついていないメンコもあり、それを鼻頭という。デザインは勝負服に合わせたり、厩舎オリジナルの物があったりするようだ。

メンコを装着すると周りの音が聞こえ聞こえづらくなるため、馬が却って不安になるとして、否定的な意見もあるが、現役の騎手である武豊騎手はメンコの効果を認める発言をしている。

ブリンカー


これは目の周辺に装着し、馬の視野を制限するためための馬具で遮眼革(しゃがんかく)とも呼ばれる。レースで他の馬や地面に映る影を怖がったり、よそ見をする馬などに装着する。基本的には両耳を覆うことが覆いが、馬のクセなど個性によっては片耳だけの場合もあるようだ。

ブランカーを装着することで、過去にスタートでもたついていてような馬が一変する可能があるので注意が必要だ。

ホライゾネット(パシュファイヤー)


メンコの目の部分についた網目状のブリンカーのことで、レース中に他の馬が跳ねあげた砂が目に入るのを防ぐために用いられるが、視野を制限するため、レースに集中できる効果もある。パドックでは装着していても、レースでは外して走る馬が多いようだ。

シャドーロール


これは地面に写った影などを怖がる馬に使う馬具で、頭絡の鼻革に装着することで下方の視野を遮ることができる。

もともとはこのような意味合いで作られたものだったが、これ以外にも、遮られた下方を見ようとして頭を下げることを利用し、首や頭の位置が高いフォームの矯正や首の上下動を利用した身体全体を使ったフォームへ矯正するために用いられることもある。

90年代に3冠馬のナリタブライアン(シャドーロールの怪物と呼ばれていた)が使用していたことで一時期流行したため、よく知られている馬具の1つだろう。

チークピーシーズ


目の外側の頬の位置につけて、横や後方の視野を遮るための馬具。視野の範囲はシャドーロールとほとんど同じでる。左右の両方の頬に装着するため、チークピーシーズと複数形で呼ぶ。

バンテージ


脚元を守る装具で、レース中の外傷を防ぐために用いられる。脚の下部である管や球節に包帯のように巻きつけて使用する。腱や靭帯の保護の目的でサポーターやテーピングの代わりに装着されることもある。
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ローカル開催で注目すべき所

中央競馬の競馬場は10箇所あるが、そのうち中央開催と呼ばれる競馬場が東京・中山・京都・大阪の大都市圏にある4つの競馬場だ。この中央開催に対し、札幌・函館・福島・新潟・中京・小倉の6つの競馬場で行われることをローカル開催という。ローカル開催ではローカルホースという馬も出現することがあるので、注意が必要なレースなのだ。

ローカル開催では輸送にも配慮が必要


所属するトレセンから離れてローカル開催に出走することを遠征競馬という。近年では輸送手段の発達で距離的に離れていても、馬の適性に合わせたレースに出走することができるようになってきている。

出走する競馬場に早めに移動し、そこに滞在してからレースに臨むことを滞在競馬という。これは、特に輸送によって体調や調子が悪くなる馬に使う方法で、移動距離の長い北海道開催はほとんどがこのパターンとなる。

ローカル開催で注目するポイント



ローカル開催で活躍する馬
中央開催ではあまりパッとしないが、ローカル開催となると別馬のように活躍する馬のことをローカルホースという。出走するコースの得意不得意がはっきりしていたり、滞在競馬に向いているなど理由があるようだが、中央開催のコースが苦手というよりは、ローカルコースとの相性が良いという感じだろう。

際立ったローカルホールがいたのでここで紹介しておこう。
栗東に所属していた2007年引退のメイショウカイドウはJRAであげた10勝中8勝を小倉競馬場であげており、その半数の4勝は重賞レースだった。中央競馬ではなかなか勝つことはできなかったが、ローカル開催、特に小倉競馬場では高い勝率を誇った。まさにローカル大将といっても過言ではないだろう。

ご当所馬
馬主が加入している馬主協会がある地元で出走する馬のこと。地元開催のレースでいいところを見せたいという馬主の思いがあるので、このような馬は勝負がかりになることが多い。ローカル開催ではどの馬がご当所馬なのかを把握しておくことも重要で、馬券作戦の1つとなる。

夏馬
サラブレッドは基本的に夏に弱いのだが、夏のレースが得意な馬も存在する。理由は様々あるようだが、暑さで新陳代謝が上がることで筋肉がほぐれて調子が上がるようだ。特に牝馬やせん馬に多く見られる。牝馬は輸送にも弱い傾向があるので、滞在競馬ができる夏に良い成績を残すことが多いのだろう。
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厩舎情報をどのように捉えるか

競馬新聞や雑誌では厩舎関係者のコメントが掲載されていることがあるが、それは調教の仕上がりやレースへの意気込みなどを記者(トラックマン)が取材して得た情報だ。

出走馬の状態を最も把握しているのは調教師であるので、その情報の真意や信憑性はイマイチ分からないところがあるが、一応目を通しておく必要はあるだろう。

厩舎関係者とトラックマン


トレセンや厩舎を訪れて取材を行なっている新聞記者のことをトラックマン(TM)という。スポーツ新聞や競馬新聞で皆さんが目にしている予想記事はこのトラックマンが取材した情報をもとに予想記者が予想の記事を書いている。

厩舎関係者のコメントは参考程度に
冒頭で書いたが、なぜ厩舎関係者のコメントの信憑性が分からないのかと言えば、トラックマンに必ず本音を喋るとは限らないからだ。自信があってもなくても自信のあるように答えたりして、その真意をあやふやなものにすることがある。これを、煙幕を張るという。つまり、厩舎コメントは参考程度に読んでおいた方が良いということだ。

そうは言っても、とても参考になるコメントも掲載されている。それは、前走の敗因が何であったのか、休養中の経過はどうなのか、次レースへの意気込みなどだ。これは新聞の馬柱や調教欄のデータだけでは伝わってこない部分なので、このようなコメントはとても参考になるだろう。

気になるコメント


厩舎関係者のコメントの中でも気になるものがあるので、紹介しよう。

勝負がかり
厩舎サイドが次のレースは絶対に勝つ!と意気込んで本気で勝ちに行くこと。目標としているレースの出走権がかかっている場合や、馬の調子が絶好調だったり、出走馬の顔ぶれで勝てそうな場合などに本気で勝ちに行く。

勝ち負けになる
1着か2着のどちらかには入り、勝つ可能性が十分にあるときに使う。厩舎関係者のコメントとしては強気なものだが、これは期待の表れでもある。

勝ち味に遅い
良いレースはするが、決めてが不足していて、なかなか勝てないことを言う。厩舎関係者がこの言葉を使うときは、調子はいいので期待はしているが、勝ち負けは難しいかもという消極的なコメントに使う。

変わり身
休養明けで凡走した馬が調子を上げて来た状態で、いい意味で変化が見られること。休養明け2戦目になると「変わり身に期待」ということで人気になることもある。また、得意なコースでの変わり身もある。

ガラリ一変
休養明け1戦目で凡走した馬が、2戦目以降に著しく変わり身が見られ、急激に良い状態へとなっている様子。馬が明らかな復調傾向になるため、厩舎としても力の入ったコメントだ。この場合は調教データも一緒に確認したい。


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返し馬で最終確認する際に注目するポイント

前回の記事では本馬場入場返し馬での注目する箇所を書いたが、今回は返し馬に焦点を絞って、どのようなポイントをチェックするのかを見ていきたいと思う。

まずは返し馬の説明をしておこう。返し馬とは出走馬が本馬場に入場し、タグを踏んだり向こう正面に向かってキャンターを行うことだ。これには2つの意味があり、1つはウォーミングアップ、もう1つはお客さんに馬を見せるために行なっている。

返し馬が馬の調子を判断する最終確認の場となるので、ここまで積み上げてきた予想を活かすことができるように、しっかりと確認したい。

キャンターにスムーズに移行できた


ダクからキャンターに移ることをキャンターにおろすとも言い、スムーズにキャンターに移れて、滑らかに走り出せた場合は好調である可能性が高い。

キャンターにスムーズに移行できない


ダクがぎこちない、キャンターにスムーズに移行できないというのは、コズミ(筋肉痛)がひどくて前脚を上手く出せないからだ。これは前走や調教の疲れが取れていない可能性が高く、例えキャンターに移ったとしてもスピードに乗れないことが多いため、大きなマイナス材料となる。。

厩務員が引き綱を離さない


しばらくたっても厩務員が引き綱を放さず、そばを離れない場合がある。それは、ほとんどの場合はイレ込みが激しかったり、そのまま引き綱を放してしまうと暴走する可能性があるためだ。マイナス材料ではあるのだが、その後に普通に返し馬が出来ていれば、特に問題はないだろう。

騎手を振り落とす


乗っている騎手を振り落として走ってしまうことを放馬を言い、イレ込んでいたり、スタンドの歓声に驚いてしまって立ち上がったりすることで騎手が落馬してしまう。すぐに捕まらなかった場合は長い距離を走ったために、体力が消耗し精神的にもダメージが残るので、大きなマイナス材料である。疲労がひどければ、最悪の場合は除外となることもある。

手綱をしごいている


基本的に返し馬は走りたがる馬を抑えながら走るため、走り過ぎた場合は手綱を引いたりする。しかし、手綱をしごいたり、ムチをいれて馬を走らせようとしている時は、気合い不足やコズミの解消などが原因であるため、マイナス材料となる。

スムーズに止まれる


返し馬ではキャンターにスムーズに移行出来るかだけではなく、スムーズに止まれているかどうかも重要なポイントなる。騎手と馬との折り合いがついていれば、すんなり止まって、ゆっくりと待機所へ入って行くことができる。しかし、止まるときに騎手が立つなどしている場合は折り合いがついていない可能性が高いだろう。

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